胡蝶カナエの羽織に引き続き、「髪飾りが欲しい」という娘のリクエストに応えました。(羽織を作った投稿はこちら 鬼滅の刃 胡蝶カナエの羽織を作りました)
プラ板とレジンで作ってみました。大きさはばっちりだけど、色が少し薄いかな。
プラ板の種類
100円ショップのセリア・ダイソーには、インクジェットプリンターで印刷できるプラ板が売っていると知りましたが、年始の寒くて強い風の日、自宅から遠いセリアやダイソーに行く元気がありませんでした。
最寄り駅にはキャン★ドゥという、100円ショップがあるので覗いてみると、インクジェットプリンター用のプラ板はおいてません。でも、白いプラ板はありました。黒いのもありました。
失敗するかもしれませんが、サイズがB5というのが気に入ったので、白いプラ板を購入して作ってみることにしました。
印刷できるか分からんけど、試してみよう!
画像の検索と加工
胡蝶カナエっぽい蝶々の画像を探せてばよいかなぁと検索していましたが、既に沢山の髪飾りが販売されていて、商品の画像が色々とでてきます。プリンターで印刷するなら、商品の画像でいいんじゃないのか?と気づきました。「どんな柄が欲しい?」と娘に確認して、画像を選びました。真ん中あたりに透かしが入っていたり、ピンが見えたりするものも多いですが、できるだけ蝶々が綺麗に見える画像を探しました。
著作権上、違法に当たるのか、個人の使用だから構わないのか、厳密なところは分かりませんが商品の画像をWindowsのペイントに貼りつけて、ピンがあるところ等、印刷するには余分な箇所に色を塗って画像で加工をしました。
印刷の設定
B5サイズに画像を拡大して、1枚のプラ版に一つの髪飾りが入るようにしました。
プラ板の白いザラザラの面に印刷されるように、プリンターにプラ板をセットしましたが、ふと「プラ板って分厚いけど、プリンターの中から出てくるときに折れたりしないのか?」と気になりました。そこで、プリンターでOHPフィルムという用紙を選択して印刷してみることにしました。
印刷すると、とても色が薄くなんだか透けていたのですが、プラ板のせいかと思っていました。印刷の設定がOHPだったからだと後から気付きましたが、2枚とも同じように印刷してしまいました。
失敗かな~と少し焦りましたが、完成は透けて綺麗でした!
ちょっと透けてる~。綺麗やん
元のサイズと出来上がりのサイズ
B5サイズにいっぱいになるように拡大して印刷しました。縦が17cmくらいります。
どきどきしながら、ハサミで切りました。あんまり細いと焼くときに失敗しそうです。手で触ると、インクが手に移り色が薄くなった箇所がありました。
ハサミもどきどきしましたが、トースターで焼くのもどきどきしました。
そんなにドキドキしなくても大丈夫!
随分小さくなりましたが、希望していたサイズくらいになりました!よかった!完成!と思ったのですが、手で触るたびにインクが手に移ります。写真でも、上の蝶々の左側の色が少し薄くなっているのがわかります。
レジンを塗布
レジンでアクセサリー作りをしたいな、と思って購入し、放置していた「星の雫」と「UVライト」の出番がやってきました。ぷっくりさせて、色落ちもしないならレジンしかないと思ったのですが、レジンについては経験がほとんどなく、また、どきどき。
星の雫、高かったしあんまり使いたくないなぁと少し思いましたが、使わないことの方がもったいないぞ、と気分を改めてたっぷり塗ってみました。上手く塗る方法がよく分からないまま、だばだばと表面にたらして容器の先端で伸ばしました。気泡は爪楊枝でつぶしました。
そしてUVライトで60秒。
透明感があって、素敵な髪飾りになるんじゃない?と自己満足な仕上がりになりました。
プリントしたら簡単!
プラ板に絵を描いて焼くのはとても楽しいので何度も経験がありましたが、プリントしたのは初めてでした。プリントしてしまうと、どこまでが手作りのラインなのか微妙だと思いますが、子供の好きなキャラクターでキーホールダーを作ったり、色々できると分かりました。
最後はパッチン留めに、蝶々をボンドで貼り付けて完成しました。よかったよかった。
次のリクエストは息子から、「お年玉で買い物したいから、お財布作って~」。
お財布!作るわ!
なかなか、自分の服を作る時間がとれませんが、子供のためならえんやこらです。次はお財布を作るからちょっと待っててね。息子にリクエストされたベストは作ってないままやな、そーいや。(投稿はこちら 息子リクエストのベスト)