美味しそうなパンの布、何を作ろうかと大切に置いていました。
子供用のエプロンに合う柄なのか、どうだろうかと思っていましたが、娘に聞いてみると「かわいい♪つくって~」というので、エプロンを作りました。もうすぐ小学校2年生になる娘は、今使っている「プリンセスソフィア」柄のエプロンはそろそろやめたいみたい。
型紙は、パターンレーベルのこどもエプロン。ポケットに畳んで収納できるようになっています。パターンレーベルさん、この型紙も長く販売されているしリニューアルされるかな?ネック紐以外は、本当に簡単、可愛いエプロンが完成します。
こどもエプロン 学んだこと
これまでに4枚は縫っているこのエプロンを作って学んだことは、「重なる縫い代で、厚みがでる箇所は切り取ってもいい」、ということ。エプロンの裾の部分が、左右からの1cm幅の三つ折り、下から1.5cm幅の三つ折りで、両側の裾の角がけっこうな厚みになるのです。
このパターンレーベルさんの型紙には丁寧に、切り落とす部分だけの型紙もついています。このエプロンでは、縫う前に、「長さ1.5cm、幅1cm」で切り落としています。
こどもエプロン 作りにくいところ
この型紙で作りにくいと思うところは、ネックひもです。ゴムを通すひもですが、表に返しにくい。
中表にして、縫い代を7mmで縫い合わせて、表に返します。出来上がりのひもの太さが1.5cmですが、返しにくいのです。ループ返しというものがあり、使っていますがそれでも少してこずりました。「ループ返し」は、あると便利、というより、これがないと作れないと感じています。
ループ返しは、細い棒の先端にフックが付いていて、筒状になった布の中から差し込み、フックを布端に引っかけて引っ張って表に返す、という物です。
初めてこのエプロンを作った時には、ループ返しを持っていなかったので表に返すのが本当に大変で、奮闘したあげく表に返すのを諦めた記憶があります。結局、腰ひもを作るのと同じ方法で、表からステッチをかけてネックひもを作りました。
普段から時間が足りないなぁと思いながらソーイングをしているので、小さいことでも作る工程に時間がかかって進まない場合、「あ~、早く終わらせたいのに~」と焦る気持ちが出てきます。
腰ひもは作りました
腰ひもは綾テープの指示がありますが、娘からの模様の希望もあり作りました。
太さ2センチの指示があるので、出来上がりを2センチにするためには、折り返す部分が上下各1cm、必要な太さ2cm×2で、6cmの幅で布を切ります。
- 上下1cm折ってアイロン
- 半分に折ってアイロン
- 上下ミシンで布端から2~3mmのところをステッチ
ソーイングを始めたばかりの頃は、紐を作るだけでもハードル高いなぁと感じていましたが、今はそうでもなくなりました。折り紙を折る要領で考えたら解決することも多いです。
完成したエプロン
出来上がりをみたあとで、二重になっているポケット部分はパンの柄を合わせればよかったなぁ、黄色いお花のポケットだけで小さいほうは付けなくてもよかったかなぁと100%納得の仕上がりではありませんが、娘は気に入ってくれました。
腰の紐とポケットは、私は紺色で作ると可愛いかな?と考えていたところ、娘からのリクエストで黄色いお花布になりました。この布は、デコレクションズ(生地・布地)で購入した物で、娘が気に入っている柄です。
ランチョンマットを作った時にもデコレクションズの布を使いました(その時の投稿はこちら 給食用ナフキン ランチョンマットの作り方)が、布が可愛い。見てるだけで、テンションあがります。
初めて作ったエプロンの思い出
初めて娘に作ったピンク地に白の水玉とチェリーピンクのリボンのエプロン、90cmだったように思います。息子には100cmだったかな。比べると本当に背が伸びて大きくなったんだなぁと実感します。
保育園では、紐で結ぶタイプのエプロンはダメと言われるので、息子に作ったミッキーマウスのエプロンは、腰の部分背中側に太いゴムを付けました。
今回は、三角巾は作らずでしたが、今まではおそろいの布で三角巾も作っていました。娘にこのエプロンを作ってあげたときとても喜んで、保育園へ行く時にもエプロン付けて三角巾付けて、いそいそと準備をしていた様子を思い出します。
エプロンをつけておままごとしている姿が可愛かったです。そういえば、同じ布でメルちゃんの抱っこ紐も作ったな~。
今では、「お手伝いしたい!」とお料理にも興味津々の娘。準備が遅くなるからと、つい、また今度ね、と言ってしまいますが、出来るだけ子供の希望を聞かなきゃなぁと思います。。。
このエプロンは小さな頃からサイズアップして作っています。Tシャツのように数がいるものではないので作った回数は少ないですが、全サイズセットを買っておいてよかったと思います。