ソーイングを初めてすぐの頃、布の裁断に「時間がかかる、切ったところがガタガタする」と感じていて布を切ることが手間に感じていました。ハサミの使い方にも慣れていないし、型紙を置いて型の通りに布をきることは難しいと感じていました。この面倒さからソーイングをやめてしまう人もいるんだろうと思います。
初心者ソーイングをしていた友達が紙で模型を作る仕事をしていました。「紙を切るときみたいに、シューってロータリーカッターで切れたらいいのになぁ!」との言葉から、ロータリーカッターを初めて知り、調べてみるとソーイングに広く使われていることが分かりました。
ロータリーカッター 大きさの選択
布を切る時間が格段に早くなりました。きれいに切れます。ロータリーカッターがなければソーイングにはまっていないと思うくらい初心者の私が買ってよかったものです。
私が初めて買ったのは、OLFA(オルファ)の45mmのロータリーカッターです。大きさについて何も考えずに45mmを購入しましたが、初めに買うのであれば小さいほうがおすすめです。
2つ目に購入したのがクロバーの28mmでした。
「大人の洋服を作ろう」となると布を切る距離が長いので、大きなロータリーカッターのほうが早いですが、そこは小さいものでもカバーできます。
でも、小さなカーブを切るときには、大きなロータリーカッターでは切れませんので、小物づくりがメインなら小さいロータリーカッターがあれば十分です。
クロバーとオルファのどちらも本当に重宝していますが、安全面でいうとクロバーのほうが少しよいように思います。クロバーは切るときに刃をスライドして出す、オルファは握って刃を出します。画像の上がオルファのロータリーカッターですが、赤いボタンが刃のロックになっています。これを押して下げておかないと刃が固定されません。
どちらもよく切れるので、少し指があたっただけで切れてしまうといったことが何度かありました。
カッティングマット カッターマット
ロータリーカッターを購入するときは、同時にカッティングマット(カッターマット)の購入が必要です。こちらもサイズが色々ありますが、可能なら大きいほうが便利だと思います。
私自身は、始めに小さいカッティングマット(目盛り 40cm×30cm)を購入し、使用するうちに不便を感じて大きなもの(A1サイズ 目盛り 88cm×60cm)を買い足しました。
大きいものは、子供たちが工作をするときにも使えますし、面積は大きいですが机と壁の隙間に立てて収納していて、特に不便はありません。
大人のワンピースのように大きい布を裁断するときは、小さいカッティングマットを上や下に移動させて長い距離も切れるので、2枚のカッティングマットをとても便利に使っています。