いつまでマスクが必要な生活が続くのかなぁ。マスクのない日常が少し前にはあったのにと、過去を懐かしんでいても仕方ないか。
不織布のマスクの方が感染予防になるという話をよく耳にします。でも、毎日使い捨てのマスクを使うのはちょっと、肌当たりもよくないし、ということで、子供には手作りのマスクを使ってもらっています。
仕事柄、医療関係の情報に触れることがあるのですが、興味をもった文献のリンクです。この文献にも書かれていますが布マスクも複層にすれば、それなりに感染対策になると私は理解しています。接着芯を使えば一層よいかもしれません。
(2020 Sep 22;10(9):e039424.)Ability of fabric face mask materials to filter ultrafine particles at coughing velocity DOI: 10.1136/bmjopen-2020-039424
黒いマスク
最近、シンプルな色、かっこいい色へと好みがシフトしている小学校4年生の息子。「黒いマスク、かっこいい」というので作りました。
昨年(2020年)春の緊急事態宣言から、沢山マスクを作りました。型紙屋さんや、布屋さんで様々に無料の型紙が提供されていて、色々と試しました。
今回使ったマスクの型紙は、猪俣友紀さんの本からです。猪俣さんのブログにも作り方が記載されていますが、やっぱり本にまとまっていると便利です。(本を購入した時の記載はこちら お気に入り ソーイングの本)
毎日学校に着けていくので、数がいるからと4つ作りました。試してもらった息子から、「大きいわ」と一言。沢山作る前に、サイズを確認すればよかったと反省しました。
えー。4個も作ったのに。作り直さなあかんやん。
そんなに、大きかったのか?と使っているマスクと比べてみたところ、横幅がすこし大きいです。
せっかくなので作り直すことにしました。
切り落として、端をつけて完成。
数を多く作る場合、直線のものでも型紙を作っておくと便利です。直接布に線を引いて、布を切るより早くて正確です。マスクの場合、下の写真ように少し分厚いチラシで型紙を作っておきました。次回作るときは、本体の横幅を小さくするのを忘れないようにしないと。
タグも付けました
サイズが大きすぎたので作り直すことになり、がっかりしましたが、せっかくなのでタグもつけることにしました。
手作りタグを作れるテプラは便利です。(以前の投稿にも記載しました 手作りタグ ガーリーテプラ)タグをつけるだけで、マスクの印象が変わって、何度も同じマスクばかり使わない目印にもなるし、付けてよかった。
抗ウイルス作用の布
今回、表に使った布はクレンゼという抗ウイルス作用のある布です。クレンゼについては、KURABOさんのサイトに詳しく記載があります。50回程度、洗濯しても効果があるそうです。
ウイルスは目に見えないのが感染対策の難しいところで、抗ウイルス作用と言っても実感できるものでもありませんが、少しでも安心できるようマスクを作るのにクレンゼは良いように思いました。
少しでも、感染リスク減らしたいなぁ
マスクは眼鏡(メガネ)が曇る
マスクをつけているとメガネが曇ります。曇らないために鼻の部分をぐっとメガネで押し込むためには、立体マスクよりプリーツマスクがいいようで、息子にプリーツマスクをリクエストされました。
私は自分が付けるには、パターンレーベルさんの無料型紙(こちら)が形が綺麗で、好きです。作るのも簡単で一番沢山作りました。
2020年春1回目の緊急事態宣言が出されたあと流行していた大臣マスクも今回作ってみました。眼鏡が曇らないためには良さそうじゃないかと思ったのですが、息子の反応はいまいち。「悪くはないけど、使うんやけど、作るなら普通のマスクにして。これは、焼きそば入れるお皿やな。」
曇らないマスクとしてPALLETさんという型紙屋さんで紹介されていたマスクは、私の知識不足のせいで作り始めてみたものの途中で分からなくなって完成しませんでした・・・落ち着ていもう一回挑戦してみます。PALLETさん、男性目線の子供服ってかっこいい。(PALEETさんの本を購入した時の記載はこちらお気に入り ソーイングの本)
メガネが曇らないマスクは息子に感想を聞きながら色々と試して作ってみようと思います。