didit sewing ディディソーイングさん、web店舗オープン記念イベントでお安く販売されていたエコバッグの型紙を使いました。会員登録すればなんと1円でしたがエコバッグについては型紙が送付されてくるのではなく、作り方動画のURLを送っていただけるというシステムでした。
(※2020年10月9日にディディソーイングのサイトを確認しましたが、エコバッグの販売みつけられませんでした)
紙の説明ではどうしても理解しがたいところが、動画でみたら分かるという経験はよくあるので、動画での作り方配信のある型紙の販売はありがたいです。(個人的には動画を見るより本を読む方が好きですが、新しい方法を試すことも大切ですね)
持ち手のパイピングが不要
エコバッグの作り方は、型紙も本もたくさん販売されていますが、「持ち手のパインピングがなぁ。バイアステープを用意するのがなぁ。。」と少し面倒に感じていました。
こちらは、持ち手のパインピングがいらない作り方で、作ってみるとなるほど!でした。以前同じような縫い方で、ポルカドロップスさんのグレースブラウスを作ったことを思い出しました(両肩の部分)。
持ち手の部分の画像ですが表地と裏地見返しを合わせて持ち手にしています。
この部分の縫い方は、動画での解説のおかげで分かりました。ディディソーイングさんのエコバッグの作り方で一番工夫されているのは、この持ち手の部分の作り方でした。これを知るためにお金を払う価値はあると感じました。
袋縫い
ふくろの内側は、「袋縫い」でジグザグミシンのやパイピングはしなくも、綺麗な仕上がりになるよう工夫された作り方でした。
例えばカバンを作るとき、袋に仕立てる方法は、①生地の端をじぐざぐミシン等でほつれないよう処理する②中表に合わせて縫う というのが一般的です。
「袋縫い」は、じぐざぐミシン等の処理をせずに、①外表に生地を合わせて縫い代5mmくらいで縫う ②裏返し、中表にした状態で端を1センチくらいの縫い代で縫う という方法です。
①のところで、外表に縫うというところがポイントです。袋縫いをきれいに仕上げるコツは、①のあと飛び出している糸を切って揃えておくこと、アイロンで縫い代を割ること、だと思います。
私が持っている本(クライ・ムキ バッグ作りの超基本)に記載のエコバッグの作り方でも、袋縫いが紹介されていました。この本は、基本的なバッグの作り方が分かりやすく、色々と本や型紙を購入しましたが、この本に戻ってきます。
使ってみた感想
通勤時のサブバッグとして使ってみました。持ち手が短く肩にかけられないことが不便、持ち手の部分が2枚仕立てになっているので、分厚いためつなぎ目部分が手にあたり少し痛い、と感じました。エコバッグとしての機能は十分ですが、自分が通勤時に使いたいサブバッグとは少し違いました。
エコバッグは折り畳んで、カバンに入れておくということが一般的だと思います。できるだけ薄い生地で軽く作るのがいいと分かったので、次はナイロンの薄い生地で作ってみようと思います。